メモの取り方の遷移について。
社会人になっておよそ20年、使用デバイスの変化もありメモの取り方も変化しています。
社会人なりたて
紙のノートに手書きメモ、印刷物をノートに糊付けなどして自分のオリジナル仕事メモを作っていました。
今でも手元に思い出として残っていますが、当時は芸術作品を作るかのごとくキレイにノートを取っていました。
頑張ってたなあと思い出してしまいます。
3年目くらいから
まだスマホを持っていませんでしたが、iPod touchを購入して、電子手帳のような使い方で利用していました。
入力は慣れなくて素早く入力はできませんでしたが、検索ができるようになったことは大きな進歩でした。
ちなみにスマホを持つようになったのは他の人よりかなり遅く、数年前にやっと持ち始めました。
6年目くらいから
iPadを購入し、iPod touchをほとんど使わなくなりました。
違いは画面の大きさです。
見やすくなったのと、タッチタイピングができるようになったので入力スピードが格段に上がりました。
(フリック入力は今でも慣れません、、、)
iPod touch、iPadのおまけ
Evernoteを使ってメモを取ることが多かったです。
今ではSNSで当たり前になってきたタグ付けの概念を昔から使っていて、仕事だけに限らず、情報整理の考え方を勉強できました。
数年前くらいから
ノートパソコンが小さくて持ち運びしやすくなり、ノートパソコンでなんでも完結するようになりました。
1kg切ってるし、色んなデバイスを使う必要ないし、素早く入力できるし、検索できるし、困ることはほとんどありません。
そして今
ここまで電子デバイスの進化にともなうメモの取り方でしたが、今は紙とペンに戻っています。
理由は頭の整理です。
電子デバイスは便利ですが、コピペで大量の情報を扱えたり、検索できたり、ものすごいスピードで色んなことができます。
それが逆に生産性を落としているのではと考えるようになりました。
簡単に言うと僕の頭が追いついていないんです。
手書きのスピード、量くらいが僕の頭が処理できる限界なんです。
紙で書ける以上のことは頭から消えていきます。
もちろん、ToDo管理などは外部記憶に頼るとしても、あくまで頭でおさえておきたいメモという概念でいうと、結局原点に戻ってしまったという感じです。
スケジュールなどもシステムにも頼るのですが、直近の大事なスケジュールなんかは頭の整理がてら毎日文字に起こしています。
そのうち変わる可能性はありますが、とても快適に仕事ができているような気がします。
ブログも手書きで書けたらいいのにな、なんて思い始めている今日この頃です。
そしたらもう少し更新頻度も上がるかもしれません。笑