すくすく

僕も家族もすくすく育ちますよう願いを込めて日々の記録

捨てる、棄てない

夜9時に寝て、朝5時に起きて家の片付けをするのがルーティンです。
およそ30畳ある大きなリビング。
家を建てたときはなんて広いんだと思ったのに、そこには所狭しとおもちゃが散らかっています。

散らかし名人の末っ子が実行犯であることが多いのですが、兄弟が多いと、
「出したのは自分だけど、最後に使っていたのは○○だ」
なんて、罪を擦り付け合い、迷宮入りすることも。

最後には「全員で片付けなさい!」なんですけどね。
遅く寝ると翌日のことが心配になるので、片付けられなかった分は大人がやることにして子供たちは釈放。
さあ翌日がんばるぞ、となります。

元々うちの夫婦はミニマリストに近く、第1子が産まれてからしばらくは1DKで生活していました。
モノは極力持たず、でもそれは無理をしているというわけではなく、自然体にそれができていたという感じでした。

少し様相が変わったのは第2子ができた頃から。
性別の違う兄弟がいると遊ぶおもちゃが一気に増えました。
上の子がトミカプラレール仮面ライダーに興じている横で、リカちゃん人形やおままごとに夢中になっています。
そして第3子、歳が離れると上の子が飽きた頃のおもちゃに興味があり、上の子は新しいものに興味を持ち始めます。

世代×性別で多くのおもちゃが混在しています。

僕は不要なものをドライに捨てたい。
思い出が詰まっているなら、写真でも撮ってから捨てればよいくらいに思っています。
でも子供のマインドは違います。
写真データに大人ほど簡単にアクセスできる環境にないこともありますが、人生がまだ短い分、そのモノは本人たちに取ってとても貴重なようです。

そういう気持ちは僕自身は忘れてきましたが、子供たちが小さいうちはモノに込められた子供たちの気持ちに寄り添いながら、家を片付けたいものです。